旅行好きワーママの子育て記録

初めての子育て!日々成長が著しい赤ちゃんの記録(9ヶ月〜)

【出産記録】有痛分娩/無痛分娩の違い 〜有痛、無痛の両方の出産に関する経験談〜

皆さんこんにちは。

この度、2児のママになりました(^^)

今回は、出産に関する経験談を投稿したいと思います。

これまで2回の出産を経験したのですが、上の子は無痛分娩、下の子は有痛分娩とそれぞれ異なる分娩方法を行いました。(出産した病院も上の子と下の子で異なります)有痛、無痛で迷われている妊婦さんや、お産の進み方を知りたい方、妊婦さんのご家族の方などの参考に、少しでもなれば幸いです。

無痛分娩と有痛分娩の概要

※私自身が経験した内容に基づきます

計画無痛分娩

 出産日を予め定めて、お薬(陣痛促進剤等)を使って人工的にお産を開始させ、麻酔により痛みを和らげる方法

(病院によっては、出産日を定めず自然に陣痛がきたタイミングで無痛の処置をしてくれる所もあります)

自然分娩(有痛分娩)

 陣痛が自然にくるのを待って、出産する方法

 

計画無痛分娩について

予定日

通常、出産予定日は40週0日となっています。計画無痛分娩にした私の場合は、38週2日が出産日となりました。私の病院では、平日の日中帯のみ無痛の対応ができる体制でした。

硬膜外麻酔

無痛の方法は硬膜外麻酔を使用しました。ベッドに座り、背中から腰の脊髄付近(硬膜外腔)にチューブを入れて、少量ずつ薬を入れていく方法です。お産が終わるまでチューブは入れたままで、痛みの度合いで投与する薬の量を変えてもらえます。

私の病院では麻酔科医から、事前に副作用等の説明を受け、同意した上で硬膜外麻酔による無痛分娩を申し込むスタイルでした。

また、硬膜外麻酔による無痛分娩を希望する場合は、通常の出産費用に加えて追加料金が発生します。私が知っている限りでは、病院によって数万円〜十数万円の追加となっていました。

分娩時の様子

お産の始まり

お産の始まりは、破水からでした。無痛計画分娩を予定していたので、このまま陣痛が始まってしまったら無痛分娩ではなくなってしまう、と焦りましたが、破水したのは計画分娩の前日。陣痛がきたのは破水から23時間経過後だったので、途中から硬膜外麻酔をしてもらえました。

破水から出産まで

【計画分娩前日】

 深夜1時半→破水

【計画分娩当日】

 深夜0時半→陣痛開始

 朝9時半 →麻酔投与開始

      →陣痛促進剤投与

 午後3時半→出産

無痛分娩の影響と思われる事象

上記のように、計画分娩を予定していたものの、私の場合はその前に陣痛が自然に始まりました。また子宮口も空いていたので、人工的に開くこともしませんでした。

  • 陣痛促進剤の投与

ところが硬膜外麻酔を投与したからなのか途中でお産の進みが緩やかになってしまい(微弱陣痛)、結局 陣痛促進剤を投与することになりました。

  • 鉗子分娩

微弱陣痛となっていたため分娩時に赤ちゃんがなかなか出て来ず、鉗子分娩となりました。鉗子分娩とは、金属製の2枚のヘラがハサミのように組み合わさっている器具で、赤ちゃんの頭を両側から挟んで引っ張り出す方法です。

  • その他

因果関係は分かりませんが、産後は震えの他、嘔吐もありました。

ちなみに、私の周囲で無痛分娩を行った方は声を揃えて「無痛分娩は本当に良かった」と言っており、産後の震えや嘔吐はなかったようです。

硬膜外麻酔投与後の痛み

痛みはかなり和らぎますが、生理痛のような痛みはありました。麻酔科医からは、「薬の量を増やして痛みをさらに和らげらこともできる」と言われたので、実際にお産が進んで痛みが強くなった際は、薬の量を増やしてもらいました。ただ、あまり投与しすぎると陣痛自体が弱まり出産までの時間が長引く可能性もあると思うので、完全に無痛にまではしていませんでした。

有痛の際は、痛みを軽減させるためにお尻の辺りを押してもらいましたが、その必要はない程度の耐られる痛みでした。

自然分娩(有痛分娩)について

痛みへの恐怖心を払拭するまで

麻酔の影響かは分かりませんが、無痛分娩後の嘔吐等が辛かったため、2人目は麻酔を投与しない自然分娩を決断しました。

友人でも有痛分娩の経験者は多く、皆も無事に出産しているのだから自分も大丈夫だろう、という気持ちもありました。

ところが、予定日が近づくにつれて痛みに対する不安や恐怖感が強くなり、痛みを軽減させる方法としてよく言われている呼吸法についてYouTubeで検索しました。

有名な呼吸法は、「ヒッ・ヒッ・フー」で知られる「ラマーズ法」ですが、私は新しく出てきた呼吸法「ソフロロジー法」でお産を乗り切ることにしました。

 

分娩時の様子

今回は「おしるし」から始まりその夜に破水となりました、、

破水の瞬間は、上の子の寝かし付けを行なっている最中でした。「パチン」っとお腹の中で音がしました。

因みに、週数は39週1日です。

効果的だった呼吸法「ソフロロジー法」

こちらの呼吸法は、長く息を吐くことに集中することで、余計な力を入れずにお産する方法です。出産当日だけでなく、事前にイメージトレーニングを行うことで、陣痛が始まってもパニック状態にならずにリラックスした気持ちで乗り切ることができます。

実際に、私もこちらの呼吸法を実践したお陰で泣き叫ぶことなく、出産を終えることができました。むしろ、その後の後陣痛の方が辛く、特に私の場合は出血量が多かったため子宮収縮の薬剤投与が多かったのですが、その間の方が叫んでいました…

おしるしから出産まで

 AM →おしるし

 夜9時20分→破水

 深夜0時半→陣痛開始

 午前3時半→出産

 

まとめ

有痛分娩と無痛分娩の特徴(個人的に感じたこと)を簡単に比較してみます

 

         有痛  無痛

分娩前の恐怖心  ◎   ☓

分娩時の痛み   ◎   △

リスク      △   ○

コスト      ー   追加で発生

◎…大いにあり ○…あり △…少しあり ☓…なし

精神面では無痛のほうが大きく勝りますが、リスクやコスト面では有痛の方が負担が少ない印象です。

 

さいごに

妊娠は非常に嬉しいことですが、出産への不安は多くの人が感じることではないでしょうか。また、妊娠中も食べるものを制限したり、感染症等により警戒したり、つわりで辛い思いをしたり、体のトラブルがあったり…不安やストレスが常につきまとうかと思います。

それでも私が二人目も産みたい!と思えたのは、我が子があまりにも愛おしく、子供との時間が非常に幸せでかけがえのない時間だと感じられるからです。「自分の子はとっても可愛いんだよ」とよく言われますが、想像以上に可愛いです。(笑。←親バカですみません、でも大抵の方が親バカだと思います!)

上の子は今3歳を迎え、とってもやんちゃで大変な時期ではありますが、子供がいる生活は想像以上に私達夫婦の人生をより豊かなものにしてくれています。

とつきとうか、お腹の中で大切に育ててきた我が子との初対面の瞬間、またその後の幸せな日々を楽しみに、出産を乗り越えてください!

少しでも、励みになれば幸いです。

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

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